近頃、雑誌やメディアでもちょこちょこ出てくるショートクランク化。
基本的に欧米のライダーより手脚の短いアジア人には気になる話題ですが。。
本当にメリットはあるのか？？色々と議論はありますが、理屈や考え方は人それぞれで
最適なクランク長を求めるなら各々の大腿骨長に比例するように思います。
テコの原理から長い方が楽に走れるなどと、身長の低い方へ勧めるのも安易な考えです。
その人それぞれの走り方や身体の柔軟性、左右差など左右股関節の回転運動がスムーズに繋がる
長さを結局は使って試してみなければわからないかもしれません。
今回はそんなお客様よりご依頼頂きクランク交換へ、お客様は身長170cm前後、これまで完成車スペックでよくある170mmから始め165mmと使ってきました。しかし、まだ短くても良いかもと「162.5mm」へ変更します。クランクの選択肢は少なく今回チョイスしたモデルが
東京サンエスさんオリジナルブランド「ラ・クランク」をアームセットで手配しました。
チェーンリングにはPraxis Works（プラクシスワークス）の52-36t 110pcd
元々、カンパ コーラスクランクを使用されていましたが、ラクランクはシャフト径24mmスルーアクスルなのでカンパウルトラトルクBBを外し、シマノ デュラエースBBをインストールしてクランク交換も1時間以内で完了です。
早速、お客様の実走したご感想は「クランク長に違和感も無く良いです！このまま乗り込んでみます。」
ショートクランクというネーミングがキワモノ的印象を与えますが、これが「適正クランク」なんだと思います。
ご興味あればなんでもお問い合わせお待ちしております。